メルマガの読者を増やすには?
今回はメルマガの「読者を増やす方法」について説明します。少しボリュームがあるので、2回にわけて説明をしていければと思っています。
まず、あなたがどんなに素晴らしいメルマガを発行していても、メルマガの部数が0では何をやっても収入は見込めません。そして、クリック率が何%だとか、成約率が高いだの低いだのといっても、読んでいる人がいなければどうにもなりません。メルマガを読んでくれる読者の数が、メルマガの土台であり、メルマガアフィリエイトの根底に位置するものです。
以前、このブログでお伝えしたメルマガにおける収入の公式を考えてもわかるように、かけ算の公式において、ひとつの項目が0であれば、結果は確実に0です。ですから、メルマガを創刊したら「部数を増やすこと」を考える必要があります。それでは、メルマガの部数を増やす方法について、基本的な概念から説明していきます。
まず、メルマガの登録には、大きく分けてふたつのケースがあります。
ひとつは、ある人があなたのメルマガを読もうと思って直接メルマガに登録するケースです。そしてもうひとつが、ある人があなたのメルマガに登録されることを同意の上で何かのサービスを受け、その代わりにあなたのメルマガに間接的に登録するケースです。
直接登録と、間接登録というふたつのケース。これを頭に置いた上で、次に説明するメルマガの読者増加方法に目を通していってください。
メルマガ読者増加方法1:
自分が持っているサイトで読者を集める
まぐまぐの会員用ページではメルマガを発行すると、登録フォームを作成、利用できるようになります。これはメールアドレスを入力して購読ボタンを押すと、メルマガに登録される仕組みで、これをあなたが保有しているホームページやブログに設置することができるようになります。
HTMLタグの利用が可能な場所であればmixiなどのSNSにも設置できます。ちなみに、この登録フォームを作成するのは非常に簡単で、HTMLタグと呼ばれる英語の文字列をコピーし、表示させたいところに貼り付けるだけです。
メルマガ部数増加の、もっとも基本的な経路はここからになります。
あなたのメルマガを紹介しているWEBページ(ホームページ、ブログ、SNSなど)でメルマガの概要を読み、その内容に興味をもった人が登録する、という流れです。もし、すでにアクセスのあるホームページやブログを保有しているのであれば、そこに登録フォームを設置してみましょう。
ちなみに、この場合、ホームページやブログでの情報発信の内容は、メルマガと同じ方向性をもたせたほうが望ましいです。ホームページやブログで、メルマガとは違う内容の情報発信をしてもよいですが、過去にメルマガで配信したバックナンバーをホームページやブログで使用すれば、ホームページの更新内容やブログ作成の手間を省くことができ、且つメルマガ読者が過去の記事を閲覧する場所としても活用することができるので、基本的には方向性は同じにしておくことをお勧めします。
なお、まぐまぐなどの無料スタンドで発行する場合は、発行スタンドのサイト内に登録、解除フォームのついたあなた専用のメルマガページが作成されるものもあり、メルマガ登録を促す場合はこちらのページのURLをホームページやブログに貼って、会員登録を促す場合もあります。
メルマガ読者増加方法2:
パーミッションの取れたリスト購入
一番手っ取り早くメルマガ部数を増やす方法として、メールアドレスを購入するという方法がありまさう。これは部数を、1万や2万といった大きな単位で、部数を一気に増やすことができます。
今「メールアドレスが買えるの? 個人情報って売ってはいけないんじゃないの?」と思ったあなた。そのとおりです。知人のメールアドレスはどんなにお金に困っても他人には売ってはいけません。
メールアドレスを買うというのは表現であって、実際には読者増加の支援サービス(以下、読者増サービス)に有料で申し込むことを指します。
例えば、インターネット上で「10名様にハワイ旅行プレゼント!」といった懸賞系のサイトを見たことはありませんか?
その懸賞に申し込むためにメールアドレスを入力して応募、当選結果が申し込んだ際に入力したメールアドレスに届く、というものです。なぜわざわざメールで連絡するのだろうと不思議に思ったことがあるのではないでしょうか。実は、ここにそのからくりが隠されているのです。
申し訳程度に書いてあったり、あらかじめすべてのチェックボックスにチェックが入っていたりしますし、そして、なおかつ目の前の懸賞に夢中になっているので、気づかない場合が多いのですが、このときに、懸賞サイトのメールアドレス入力画面をしっかりと見てみると、次のような記載があるはずです。
- 下記のメールマガジンに登録されます
- 購読されたいメルマガを2つ以上選んでチェックしてください
読者増サービスを申し込むと、この部分にあなたのメルマガが掲載され、申込みがあった場合にそれをまとめてリストとして引き渡してくれます。おおよその場合、メールアドレスの数が決まっていて、その数に応じて代金を支払うといった形です。1万件申し込むと、1万件のメールアドレスを収集するまでそのサイトにあなたのメルマガの情報が掲載され、1万件のメールアドレスが集まったらリストとして納品、購入という流れになります。
つまり、懸賞などに応募する人はあなたのメルマガに登録することに形式上同意しており(このことをパーミッション許可が取れているといいます)、あなたもしくは懸賞サイトが代わりにメルマガに登録するような形になります。しかし、代金を支払ってメールアドレスを受け取る部分だけを見ると、メールアドレスを購入しているようなものなので、読者増サービスを受けることが「リストを買う」と表現されているのです。
ただし、このメルマガ読者を買うという方法には大きなデメリットがあります。それは相応のまとまったお金が必要であるということです。メールアドレスの単価はそんなに安価ではありません。1アドレス十数円~数十円だと思ってください。
そして、懸賞などを目的に登録したメルマガなので、読者としての意識がなく、すぐにメルマガを解約されてしまう可能性があります。ここで獲得する読者は、あなたのメルマガではなく、ハワイ旅行に興味があるのですから仕方ありません。資金に余裕がある人にとっては、手っ取り早く部数を増加させる方法になりえますが、まずはできるだけ無料で部数を増加させる方法を選んで実践していきましょう。
ちなみに、この方法こそが、まぐまぐで十数万部のメルマガを保有している人のからくりでもあります。すべてとは言いませんが、多くの大規模メルマガの発行者が、少なからずこの広告サービスを利用しています。
そして、他にもメルマガの読者を増やす方法はあるのですが、長くなってしまったので、続きは次回のブログで説明します。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。また次回も読んでいただけますと嬉しいです。
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