まわりの批判について
あなたが何か新しい行動を起こすと、まわりにいる人は、たいていよく思いません。
そして、何かしらのブレーキをかけてきます。
例えば、会社を辞めると言うと「それはリスクがあるからやめておいた方がいい」とか「悪いことは言わないからやめとけ」なんて言われます。とにかく、みんなブレーキをかけてくるのです。
では、なぜみんなブレーキをかけてくるのかというと「変化しないことが素晴らしい」「変化することはリスクが大きいし、まわりに迷惑をかける」と思い込んでいる人が多いからです。
また、あなたがもし良い方向に変化してしまったら、行動しない自分が否定される可能性が出てくると無意識のうちに思ってしまうからです。そのため、横で変化しそうな人を黙って見ていられず、ブレーキをかけてしまうというわけです。それどころか、助言を聞かない場合には、大批判してくることもあるというわけです。
なので、まわりの人の批判は、たいてい根拠のない批判です。
あなたの人生をじっくりと考え、あなたの人生の選択肢を冷静に比較検討し、そのうえで発言する人なんてほとんどいません。
そのため、あなたが理屈で考えた結果、行動すべきだと決めた場合には、まわりの人になと言われようとも行動したほうがいいです。いちいち批判を聞いていたら、何も行動できなくなってしまいます。なお、これは家族や友達だけではなく、それ以外のことにも当てはまります。
例えば、ビジネスをやっていると、文句を言う顧客が必ずと言っていいほど現れます。
しかし、ここで口うるさい文句を言う顧客にかまっていたら、貴重な時間がどんどん失われます。また、文句を言う顧客に合わせて方向転換したら、上手くいくものも上手くいかなくなってしまいます。それから、ライバルが批判を仕掛けてきた場合に、そのことに一喜一憂したり、意識して行動を変えてしまったりしても相手のおもうつぼです。何事も、他人の批判に動じずに、自分がやるべきことを着々とやって、日々前進することが大切です。
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